共同求人委員会主催
9月29日
40校(大学・短大・専門学校)との懇談会
20年間続く懇談会
愛知同友会共同求人委員会主催で、「学校との懇談会」を毎年12月に開催して20年になります。今回は9月29日に開催、台風の接近にも関わらず大学・短大・専門学校など40校の就職担当者の方と会員、あわせて80名が参加しました。懇談会では、400万人を超すフリーター対策として500億円近い予算がつけられた「日本版デュアルシステム」や「YESプログラム」などの施策について、「YESプログラム研究会」(大学関係者、会員経営者、同友会事務局の三者で構成)から、「中間まとめ」のかたちでの問題提起が行われました。
YESプログラムをテーマに討論
これらの制度が進めている政策について、大学関係者の方から説明がされた後、同友会の福島事務局長から、「この制度でフリーターはなくなるか」「座学60時間によって、中小企業の期待するようなコミュニケーション能力や職業人意識などをもった人材となるのか」などが、服部共同求人委員長からは、「私たちの期待する大学教育と中小企業の人育て」についての報告が行われました。グループ討論では大学・短大の参加者から、「やがて広がるかも知れないが急ぎすぎ」「制度がよく分からなかったが、今日少し見えてきた」等の意見が出されました。さらに専門学校の参加者からは、「日本版デュアルシステムは聞いていたし、悩んでいたが、これは大変なことだと分かった」などの意見が出されました。
・YESプログラム研究会の「中間まとめ」は以下からご覧下さい。http://www.douyukai.or.jp/houkoku/pdf/yes_pro.pdf