新地区会長研修会2月26日
新しい年度に向かって
実践から学ぶ!地区会長の役割
4地区の活動を紹介
新年度の地区会長が会し、活動の意義や目的などを学ぶ「地区会長研修会」が2月26日に行われました。今回の研修では4つの地区の活動報告をもとに、各課題を深めあいました。
◎パネリスト
(1)李末竜氏グラススタジオバルト(瀬戸地区)
(2)高雄康宏氏(有)メディアトラスト(中村地区)
(3)豊田弘氏知立機工(株)(刈谷地区)
(4)伊藤政憲氏(株)伊藤精密工具製作所(名古屋第2青同)
増強の意義を繰り返し確認する
まず会員増強では、増強の意義を何度も確認することの大切さや、年度増強目標や日々の増強の取り組みを地区の隅々に伝え、地区全体の活動にしていくことの大切さを確認しました。また入会促進では、例会後の2次会を単なる飲み会にはせず、ゲスト参加者に例会の感想や経営課題を聞きながら、「同友会は経営課題を解決する会である」ことを伝え、入会に結びつけているという報告がありました。さらに、普段なかなか例会に参加できない会員への訪問活動など、会員フォローの実践例も報告されました。
「学べる例会」とは
第2に例会づくりです。「会員が学べる例会」に役員会が責任を持つことの大切さを確認しました。学びたい課題や、討論テーマを役員会でじっくり議論し、「興味本位の提案は却下することも必要である」とも語られました。例会準備では3カ月前から始め、報告者やグループ長の打ち合わせなどを充分にすれば、納得のいく成果が得られることも確認されました。
フォーラムの学びを地区で報告
第3にフォーラムに関してです。フォーラム終了後、学んだことを報告する特別例会の事例が紹介。欠席者にフォーラムの魅力を伝えるとともに、参加した会員も報告を行うことで、再び学びなおすという成果が報告されました。また、地区以外の経営者との出会いで刺激を受けること、同友会の広さや深さを実感できる良い機会であることなどが報告されました。
地域に同友会を発信する企画も
第4に地域との関わりです。自分たちの地域がどんな地域なのかを学ぶ学習会や、地域に同友会を発信する企画などが紹介されました。住みよい地域づくりは中小企業経営と密接にかかわり、同友会で取り組む課題であることや、個々の企業は日頃から地域住民が注目しており、自らの経営姿勢が問われることなどを学びました。グループ討論では、各地区の成果や悩み、新年度への取り組み課題等が熱心に情報交換されました。地区活動を活性化させていくのは、地区会長の熱意がなによりも要になることを確認して閉会となりました。