入社式4月1日
新入社員共育研修4月5〜6日
夢ふくらませ社会人としてスタート
38社109名が参加−合同入社式
会員企業38社の新入社員109名が参加した「合同入社式」が、4月1日に開催されました。緊張の面持ちで参加した新入社員に向けて、愛知同友会の佐々木正喜会長は「働くとは、傍(はた)の人を楽にすること。一日でも早く企業の戦力となるため、今まで以上に勉強して欲しい」という期待を述べました。その後、西陵商業高校元ラグビー部監督の山田耕二氏の記念講演が行われ、ラグビーと共に歩んできた自身の人生を振り返りました。「時間はあっという間に過ぎていく。二度と取り戻すことのできない日々を大切にして、一日一日を精一杯生きて欲しい」と山田氏は語り、参加者全員の感動を呼びおこしました。
65名(25)参加−新入社員共育研修
引き続き4月5・6日に行われた「新入社員共育研修」には、25社から65名の新入社員が参加し、1泊2日で研修を受けました。1日目は生きがいや働くことの意義などが会員経営者から問い掛けられ、新入社員同士が討論形式で学び合いました。2日目には接遇の基本や電話応対など、模擬体験をしながら、基本的なビジネスマナーを学びました。また、今回初の試みとして、入社3年目までの先輩社員10名が講師として参加、入社後、どのように失敗を乗り越え、成長してきたかの体験談を語りました。身近な先輩から学んだ新入社員は、「働くことに対しての不安が消えた。とにかく最初は失敗を恐れずに仕事をしたい」という感想が出されていました。
「共育」精神を発揮して
社員一人ひとりがルーチンワークに埋没せず、どれだけ視野を広くもって日々の仕事に取り組めるかは企業発展の要です。新入社員研修を主催した共育委員会では、今後とも新入社員がやりがい・生きがいを持てる教育システムについて各社の取り組みを交流し、中小企業に求められる「共育」について深めていきます。さらに入社半年後の9月には「フォローアップ研修」が予定されており、今年4月入社の新入社員の半年間の振り返りが行われます。