共同求人委員会
10月4日
就職懇談会を開催
学校側より43名が参加
10月4日、名古屋駅前のクレールにて、愛知同友会共同求人委員会主催で05年度の「大学・短大・専門学校との就職懇談会」が行われ、学校側から43名、企業側から40が参加しました。
広がる雇用の可能性
懇談会では、学校側を代表して愛知県立大学の堀田教授からのあいさつ、当会の服部共同求人委員長から「今年の共同求人活動」についての報告が行われました。その後、東邦学園大学の阿部克己助教授より、「雇用・採用と中小企業」と題して基調報告が行われ、最近の中小企業における雇用・採用の変化についての発表が行われました。次に、中同協(中小企業家同友会全国協議会)が行った特別調査「転換期における雇用・労働の変化」の分析結果を基に、全国と比較しての愛知の特徴や、さらに広がる中小企業の雇用の可能性について述べられました。
率直な意見交換が
最後に、学校と企業との関係のあり方について、「もっと親密になる必要がある」と指摘されました。その点同友会では、「合同企業説明会」等に関して経営者自らが参加していることや「インターンシップ」の受け入れなど、企業家自身の努力を評価。一方、学校側ももっと中小企業の実態を知るべきだと語られました。その後、各グループに分かれ討論が行われ、今年は四大では就職率が高いという反面、短大などでは就職先が決まらない学生が多いなどといった率直な情報交換も行われました。