どうゆうき

▼今回の政策提言の作成にあたっては、政策要望プロジェクトを中心に、「中小企業家の現場からの声」「声なき声」を聞くことを重視し、6月から2回に分けて詳細なアンケート調査を行いました。第1回の調査「全般」(65項目)と第2回「施策利用」(37項目)をあわせて、のべ771社のご協力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます
▼回収方法として、「あいどる」というグループウェアを活用したということもありますが、多数の皆さんに意見をいただけたのも、「金融アセスメント法」の制定運動や「中小企業憲章」の学習運動など、政策活動に対する企業家としての意識の高まりがあったからだと思います
▼分析は名城大学経済学部の伊藤健司助教授と井内尚樹助教授のお二人にご協力いただきました。研究者の方々の問題点の整理により、かなり説得力のある「要望・提案」ができ上がったと自負しております。また、随所にグラフを挿入してビジュアルなものになっていますし、なるべく専門用語を使用せず、わかりやすい表現にも努めています
▼今後、さらに経営者の知恵を出しあう素材としても活用したいと考えていますし、「中小企業が元気になってこそ県経済は活性化する」という確信が私の中でさらに深まったことを、最後に付け加えておきたいと思います。

政策要望プロジェクト 長吉岡昌成