第45回総会実行委員会
活動方針(素案)発表〜各組織での討議・意見を
『あいどる』を活用−新しい配布方法に
本年4月17日に開催される第45回愛知同友会定時総会に向け、この1月16日に「活動方針」(素案)が発表されました。これは毎年1月1日に「同友Aichi」の号外として、全会員に送られているものです。今回は『あいどる』(www.aichi.douyukai.or.jp)にアップされています。『あいどる』にログインしていただいた「入口選択」の「新着情報」から、PDFファイルで取り出せます。また「あいどる」の利用環境が整っていない方(メールアドレス未登録)、約300名には1月中旬にFAX等で送らせていただきました。このように今回から新しい議案配布の方法をとらせていただいてます。支部・地区の役員会・例会などで、このことを紹介していただけるようお願いします。
専用『フォーム』で意見・要望を
そして、例年通り議案への意見・要望もいただいています。議案素案と同様『あいどる』の「入口選択」の「新着情報」の「2006年活動方針への意見」をクリックしていただくと、入力フォームが立ち上がり、メールが事務局まで届きます。すでに五通のメールが届いており、寄せられた意見・要望は総会実行委員会で整理し、理事会での討議を経て、支部・地区を通じて回答します。積極的なご提案をお願いします。また現在、各組織では次年度準備に入っており、今年度の振り返りをもとに活動方針の作成が始まっています。ぜひ、この方針案を素材に活発に討議ください。
第45回定時総会(4/17)方針素案
「2010ビジョン」の具体的実践の年に
大島浩司(総会実行委員長)
新年度の愛知同友会活動方針(素案)が1月中旬に発表されましたが、その要点を紹介します。
「自立型企業づくり」
全体の基調としては、今年度が昨年の総会で確定された「2010ビジョン」を具体的に実践していく年であるという点です。2つの旗印「自立型企業づくり」と「地域社会と共に」をさらに豊かに展開していく年度としています。「自立型企業づくり」の推進では、昨年の「あいち経営フォーラム」のメインテーマ「人間尊重の経営」の実践、『労使見解』をまず経営の根幹に据えること、そして経営指針成文化、求人、共育の「三位一体型」の企業経営を実践しようと呼びかけています。
「地域社会と共に」
次は旗印Uの「地域社会と共に」の推進です。会員企業は自社の商品やサービスを通じて地域社会から信頼される経営をめざします。そして、雇用の担い手となって地域経済活性化に努めていこうと述べています。会活動では政策提言活動の一層の充実、中小企業で働くことの魅力を伝えるインターンシップなどといった教育問題への具体的な取り組み、「金融アセスメント法」制定運動などで、2600名をこえる経済者団体として、その役割を果たすべき課題が述べられています。こうした取り組みを踏まえ、同友会理念の総合実践として「中小企業憲章」制定に向けた学習運動を推進する一方で、今年度には「中小企業地域活性化条例」制定への展望が語られています。
役員は理念の語り部に
次は、同友会の理念を広く深く学ぶ取り組みです。まず役員は「活動のてびき」(新年度版)を活用し、様々な研修を通じて同友会理念を学び、企業で実践することだとしています。そして、役員は自らの企業での経営実践を諸会合で語ることを通じて、同友会理念を深め広げる「語り部」になろうと呼びかけています。新会員は同友会の魅力や会への参加の仕方などを伝える「新会員オリエンテーション」や、同友会の理念やめざす企業像などを深める「基礎研修」で同友会の考え方を学び、企業経営に活かせるように会として取り組んでいきます。さらに支部は「同友会理念の総合実践の場」として様々な活動を展開し、地区は会員経営実践の交流から学び、また会員相互のネットワークづくりを推進し、地域社会との関わりをさらに増していこうとしています。
3000名会員の実現を
そして会員増強では三千名会員を早期に達成し、2010年5000名会員実現の一歩とします。新年度準備に向けての方針議論が各組織で始まっています。ぜひ、この方針素案をもとに活発な議論をお願いします。