第10回理事会より(2/1)



◆会場:愛知県勤労会館
◆参加者:31名/40名

【討議事項】
議題(1)「同族会社役員の給与所得控除額の法人課税」問題への対応
◎「2006年度自民党税制改正大綱」で、「一定の同族会社の主宰する役員の給与所得控除額相当額の損金不算入」が盛り込まれた件について、戸谷政策委員からの概要説明を行い、愛知同友会として反対決議を上げることが提案された。
◎意見
☆例えばマンションを持っている個人が節税のために「みなし会社」としている。今回の改正はこうした会社にも課税することになるが、同友会は「会社イコール公器」という考えをしており、こうした会社のあり方を助長することにならないだろうか。
☆所得税法上で過去「みなし法人」がなくなった。税の公平性を考えた時、前者の事例をを持って、今回の件を考えてよいのか。
☆数字の損得よりも、「どんな会社をめざすのか」が大切ではないか。
☆今回の改正案は、唐突に出されて「反対がないから」で通してしまうという進め方は問題。1月の中同協幹事会は、今回の問題に関して各同友会での検討要請が行われている。福岡同友会はすでに反対決議をあげている。
☆いずれにもして私たちが更に学習する必要がある。
◎各理事が内容をよく理解すること。その上で3月理事会で再検討することを確認。

議題(2)定時総会の準備
◎各担当より総会準備の経過報告を行った。
(1)役員選考委員会の結果を報告。推薦された理事候補について会歴と会内役職歴一覧を参考として選考を行うことを確認。
(2)総会議案について、現在寄せられている意見や質問を紹介。今後の総会実行委員会、理事会を通じて回答することを確認。
(3)各分科会の主旨と報告者を承認。2月末に全会員に案内することを確認。

【報告・承認事項】
◎当面の事務局体制と新任事務局員(八田剛氏)の4月1日付けでの入局を承認した。
◎入退会承認
●入会者27名●退会者8名●現会員数2649名

【山本代表理事まとめ】
※新年度に向けての準備が始まっています。本質は何か、いかに有効な活動をするか、役員一人ひとりのご協力をお願いします。