新市場創造研究会
3月17日
共同開発のキーワードは「コストダウン」「環境」
メンバーの(株)マツザワ瓦店の松澤氏(名古屋第4青同)から瓦のプレカット開発の声掛けがあり、賛同した新市場創造研究会の有志メンバーによりついに商品化がなされました。例会では瓦のプレカットの説明がなされました。瓦のプレカットを行うとコストダウンができ、環境にもやさしいとの報告でした。その自信と希望にあふれる報告に参加者全員が圧倒されました。次に助川氏より今までの経過報告がされ、いたるところで新創研メンバーが関わりをもっていることがわかりました。
『慧籠(エコモ)』誕生
そして鳥越氏の出番です。瓦のプレカットを工場で行うために、工場から建築現場まで運ぶための通い函が必要になります。新創研メンバーと鳥越氏とがアイデアを出し合い試行錯誤の上ついに完成しました。その名は通函『慧籠(エコモ)』です。環境にやさしいリサイクル可能な材料を使用し、使い捨てでない通い函。付いているフタに細工がしてあり、中の製品(商品)がしっかり固定できる代物です。その通い函も会場に持参くださり、実際に試してみました。すばらしい出来栄えだと実感しました。瓦以外にもいろんな用途での使い方ができる製品で、今後、その用途をさらにメンバーで考えていきます。まだまだ十分な成果にはいたっていませんが、実際に形(製品)になり、1歩前進したことは間違いありません。今後まだまだ発展・進化し続けることを確信させる例会でした。
(株)共栄産業手縄実