新支部長が語る
今年度への想い
自立型企業の集まりをめざす
佐藤祐一(株)羽根田商会(名古屋支部支部長)
同友会の学びを経営に
今期の名古屋支部は、会員が同友会で学ぶ大きな目的である、「自社をより発展させること」をしっかりととらえ、「自立型企業の集まりをめざす」というテーマで活動を行います。基本方針は2つです。ひとつは「同友会の学びを経営に活かす」ことです。先輩経営者が40年以上かけて培ってきた経営のエッセンスをしっかり学び、それを自社の経営に取り込むことにより、真に自立した企業をめざします。次には、「新しい会員を増やす。退会者は減らす」ことです。これは同友会が推し進める、社員の人生も取り込んだ会社経営の輪を広げる運動に積極的に関わることです。特に今期は退会者数の目標も設定し、「増」だけでなく、「強」の面からも増強活動を推進します。さらに、学びの中心である地区活動の活性化には、昨年に引き続きブロックを中心に支援を行い、会員にできる限り均一な活動内容を提供していきます。これらの2つを地道かつ確実に行うことにより、会員の皆さんの企業体質強化に貢献できる名古屋支部でありたいと考えています。
時間をかけたコンセンサスづくり
運営面に関しては、1400名を超える大きな組織であることを踏まえ、時間をかけてでも、コンセンサスを作ることに注力します。そのためにも、皆さんにできるだけ多くの意見を出していただき、議論を重ねていきたいと思います。また、前・加藤支部長の4年間は、組織を確立するための年月であったと思います。ここで確立された組織を活かすためにも、運営のテーマとして『活動の継続性』を掲げ、様々な活動の実績を積み上げていきます。いずれにしても、この大きな組織を私のような若輩が運営するのは、身の引き締まる思いですが、皆さんにご指導を賜りながら、精一杯、同友会運動の本質をはずさない活動・運営をしていきます。ご協力を宜しくお願いいたします。