青同連協・新代表が語る今年度への想い
同友会と企業は不離一体です
菅沼克二(株)名神総合サービス(青同連協代表)
未来へのリレー
今期1年を通して私が皆さんに伝え続けていきたい事は、「何事にも情熱を持って臨めば、道は開かれる」ということです。一昨年、私達青年同友会は「愛知同友会2010ビジョン」をもとに「2010青同ビジョン〜次代を創る」(未来へのリレー)を発表し、諸課題への取り組みを始めました。しかし昨今の青同を見てみると、地区間の運営レベルの格差が増大し、自分の地区だけが会活動のすべてで、愛知同友会へ所属している連帯感が薄い現状があります。また、比較的新しい会員が多く、ニーズの多様化に運営が追いつかない状態がみられます。中でも本質的な関わりが希薄で、表面的な付き合いが多いといったことを感じています。
夢を語り合える仲間を全国で
私は会活動と社業は不離一体だと考えます。自社内でも同じ事が起きているのではないのでしょうか。上っ面な付き合いでは、本質が学び合える真の仲間作りが出来るとは思えません。私達は経営者である前にひとりの人間です。会活動を通して、お互いに切磋琢磨し合って、人間力を高めること。いつ如何なる時でも自社を永続的に発展・成長させて、社員や取引先、家族を守り、地域の発展に貢献していく使命があるのです。愛知同友会の流れの中で青同の役割を的確に認識して、この素晴らしいビジョンのさらなる浸透と推進を図りたいのです。そして、夢を語り合える真の仲間を全国に拡げていきたいのです。会員の皆さんが会活動の本質を理解し、社内で実践して、経営者としての資質を高め、お互いの成長が実感できる1年にする事が私の役目だと思っています。皆さんのお力添えをお願いします。