日福大経済学部30周年事業
6月10日
「働く」ことの意味を知る〜中小企業の活きた現実から
学生200名が参加
6月10日、名古屋市東区の「ウイルあいち」で、大学三年生を対象とした「プレインターンシップ・会社説明会」が行われました。これは日本福祉大学より経済学部30周年記念事業の一環として、愛知同友会に協力の依頼があり、大学と学生、そして企業家の連携を一層深めるために会としてこの要請に応じたものです。この企画はインターンシップ事業の一環として、企業の現状や地域で果たしている役割、職場における仕事や取り組み、企業で求めている人材などについて、中小企業経営者から話を聞き、学生が「働く」ということはどういうことかをつかむことを目的に行われたものです。また、学生がこれから始まるインターンシップの心構えを学んだり、将来のキャリア設計や就職を考える上でも有益な機会となりました。
会員18社が参加学生に熱く語る
当日は主催者を代表して日本福祉大学の丸山優経済学部長が挨拶。同友会からは徳升忍理事(三河支部長)が「私達にとって、企業内容や今後の展開などについて学生に直接説明することで、インターンシップ実施や人材採用などの情報収集の機会としていきたい」と挨拶しました。その後、共同求人委員会を中心に参加をした18社のブースに学生がグループをつくり、訪問するというスタイルで懇談が行なわれました。参加した会員は、自社の仕事内容の説明から、求められる人材について語る方、就職に対する考え方や社会に出る心構えなど、それぞれ学生に対して思わず熱くなる姿が印象的でした。まだまだ話を聞きたいという福祉大の学生の他に、インターンシップ学生実行委員会の呼びかけた他大学の学生も参加し、終了時間いっぱいまで面談が続きました。