高淳県人民政府商務考察団が来名
相互の友好と企業交流を促進
7月24・25日
会員企業見学と懇談会で歓迎
愛知同友会と中国南京市高淳県中小企業局は、2004年8月に相互信頼・平等互恵・共同発展を原則とした、友好協力に関する協議書をかわしました。この友好協力では、お互いの経済動向や投資情報を交流したり、貿易を希望する企業のサポートをする協力関係を築くことを目的としています。また年に1回、相互に訪問を行うとしており、今回は中国側より県長の印幸福氏を団長に7名の代表団が7月24・25日に来名しました。初日の25日は会員企業の訪問見学が行なわれ、(株)アライ(一宮地区)、(株)高瀬金型(稲沢地区)、(有)三幸工芸(稲沢地区、春日井地区)の三社を見学しました。夜は懇談会が行われ、印団長から高淳県の経済活動の現状や将来展望が語られました。DVDの映像で補足説明があり、工場進出のメリットなどが強調されました。
息の長い交流を
2日目は産業技術記念館をはじめ、トヨタ自動車の堤工場とトヨタ会館の見学が行なわれ、最後に山本代表理事から「目先の事にとらわれず、先の長い持続した交流を進めましょう」と挨拶があり、2日間の日程を終了しました。中国は今世界で最も成長著しくまた巨大な市場です。今回のように、同友会と高淳県政府とのパイプを深める事は、私共中小企業の将来のビジネスにも、大きく影響を与えるものといえます。今後も、さらなるお互いの交流を深める為、10月には愛知からの高淳県への訪問が予定されています。