青同連協
7月28日
第1回共育講座「次代を創る〜未来へのリレー」
林宏一郎氏(株)タカラ屋家具
知っているとできるとでは大違い
第1回共育講座は小テストから始まりました。内容は、同友会の役員として常識とされる事柄に対しての設問であり、採点結果を見ると、役員クラスでも知識量にばらつきがありました。もちろん、ただ知っていれば良いということではありません。「役員」という立場で会員から何かを聞かれる以上、「自らが所属する組織がどういうものなのか」「どこに向かおうとしているのか」など、自分なりに理解する必要があるのです。
「同友会ごっこ」をしていた自分
林氏の報告は、『青年同友会の歴史とビジョン』、『副会長とは、そして社業にどう活かしたか』という内容でした。印象に残ったのは、「同友会ごっこ」をしていたという話しです。これは、「同友会の中で活動していれば、それで仕事をしている気になっていた」という錯覚のことです。同友会で学んだことを社業に反映させてこそ、同友会で活動をしている意味があり、それによって会員や社員の見る目も違ってくるのだと思いました。
果たすべき役割とは
その後のグループ討論でも、副会長の果たすべき役割は何かの討論が行われました。
(1)自分の担当分野の仕事だけで満足するのではなく全体に気を配る、
(2)他人の生き方を考えられるなる、
(3)次の副会長を育成する、
(4)会長をサポートする、
(5)会長の理念・方針を判り易く伝え実践するなどです。
これらのことは、社業に置き換えてもまったく同じです。今日学んだ考え方はすぐにでも自らの業務に取り入れることができます。社業と同友会活動の両輪を回せる経営者になりたいと感じた共育講座でした。
東海EC(株) 石井元博