就職懇談会〜大学・短大・専門学校36校が参加
「若手社員が語る 中小企業の魅力」
9月28日
「規模ではなく、業種や職種で」
9月28日、「大学・短大・専門学校との就職懇談会」が開催され、36校の就職担当者が参加しました。これは共同求人活動の一環として、毎年この時期に開催しているものです。今回は地元大学を卒業して1年〜3年という5名の若手社員によるパネル討論が行われました。◎入社1年目・曙工業(株)吉野 宏樹氏・エイベックス(株)宮崎 健作氏◎入社3年目・岩田硝子(株)豊田 洋己氏・(株)キタガワ工芸岩田 真澄氏・東海共同印刷(株)水野 裕香氏また、コーディネーターは共同求人委員会より(株)ヒューマンリンクの和田康伯氏が担当し、「なぜ中小企業に就職したのか」、「家族や友人など周囲の評価はどうか」、「就職してみて実態はどうか」などの質問を投げかけました。パネリストからは、「自分のやりたいことがあり、企業規模ではなく、業種や職種で選んだ」、「質問に対してトップが親切丁寧に答えてくれたのは中小企業で、その中で今の企業を選んだ」など、規模には関係なく、むしろ積極的に中小企業を選んだ理由が発表されました。
「今の学生にも伝えて欲しい」
また中小企業に就職したことへの周囲の評価は賛否が半々であり、「今でも家族に反対されるが、私自身がやりたいことだから勤めている」との回答も出されました。就職した結果としては、全員が正解だったと回答、各自のキャリアプランや今後の夢が率直に語られました。就職担当者に望むこととして、「専門バカにならないように社会人としての心構えを教えて欲しい」「今日のパネル討論で聞いた中小企業の良さの内容を、今の学生に伝えていって欲しい」などといった要望も出されました。中部学就連会長の山田徹氏(愛知学泉大学)の挨拶で始まった懇親会では、学校関係者と会員経営者の自由な雰囲気での歓談が行われました。