金融アセスメント推進プロジェクト
2月22日
愛知県信用保証協会と懇談
制度が変わる中で
2月22日、愛知同友会と愛知県信用保証協会との懇談会が行なわれました。今回の懇談会は、連帯保証人の第三者保証が原則不要となっていること、昨年4月より保証料率体系が改定されるなど信用保証制度が変化していることを受けとめたものです。改めて現在の施策を学ぶこと、そして私達中小企業の経営実態を発信することを目的に開催されました。開会にあたり、まず山本代表理事より同友会の目的、中小企業憲章、そして活性化条例に取り組む前向きな経営者団体であることの紹介がありました。懇談会では、まず保証協会より保証承諾金額、資金使途、利用されている融資制度などの保証状況の説明(ホームページでも公開)、具体的な保証制度の内容をご説明いただきました。続いて同友会からは昨年行った金融アンケートの結果を報告。会員が保証付き融資を活用している実態や、一方で保証制度の改定を知らない会員がアンケート回答の七割という現状、さらに政府系金融機関の整理統合について継続、拡充を期待していることなどが発表されました。
定性要因の評価の加味を
後半の意見交換では、実際の施策利用の窓口となる金融機関の連携をより推進していただくことや、保証料率の決定にあたってCRD(中小企業信用リスク情報データベース)を基準としながらも、経営指針の内容を踏まえた定性要因の評価も加味していただくこと、最後に、保証制度の改定をもっとアピールし、積極的な活用を促すことなどをテーマに懇談を行いました。保証協会からは「経営相談も含め積極的に活用していただきたい」と発言をいただき、最後に松波金融アセスメントプロジェクト長より、「私達も自らの襟を正して、健全な企業体質をつくり上げていきますので、今後とも中小企業への支援をお願いします」との謝辞で閉会となりました。
◎愛知県信用保証協会
@中島正雄氏(総務部部長)
A岩田英志氏(企画部次長)
B三宅正剛氏(保証第一部部長)
C江川 誠氏(保証第一部保証第一課係長)
◎愛知中小企業家同友会
@山本栄男氏(代表理事)
A松波正晃氏(金融アセスメント推進プロジェクト長)
B村上秀樹氏(金融アセスメント推進プロジェクト員)
C青野 徹氏( 〃 )
D長谷川睦氏( 〃 )
E森川嘉満氏( 〃 )
F内輪博之氏(事務局長)
G多田直之氏(事務局次長)