広報部
2月27日
総会に向け新年度方針を聞く
ビジョンのルーツを辿る
今期最後の広報部会が、新旧広報委員をはじめ、新地区会長にもご出席いただき、23名で開催されました。内容は、総会に向け代表理事候補に新年度方針を聞くというもので、(株)アライの新井敏男氏をお招きしました。当日の参加者は、99年ビジョンや金融アセスメント法を知らない方が半数を占めていました。そのため、「自立型企業を目指す」「地域と共に歩む」という99年ビジョンの柱の説明から始まりました。そして、貸し渋りなどの金融危機から始まった金融アセス運動や地域と雇用を守る中小企業家の大きな役割に触れました。それに対して、2010年ビジョンでは「次代を創る中小企業」と「日本一の同友会」を目指すことにあり、結果、会員5千名の同友会になることを説明。会員増強の話では、同友会らしい経営体験報告の例会が開催され、感動を与えているかどうか。段階的な研修の仕組みはできている。あとは戦略的な増強講演会の開催や、地域の人々を巻き込む企画により「爆発する」ように同友会を大きくしたいと抱負を語りました。
同友会の役は経営者を変える
新井氏のパーソナルな面での話では、ゴルフを目的とした入会動機に始まり、当初、会社にしかっりとした経営計画がなかったといいます。同友会の指針書を見て常識の違いにショックを受け、その後、経営指針を成分化して、毎年、社員や取引先を招いての指針発表会を重ねます。また、大手企業も撤退している業界での特異な会社のポジションなども紹介していただきました。学んだ事を会社に持ち帰れば、同友会の役を受けるのは価値あることだといいます。それは、役を通じて同友会を理解するようになり、主体的に関わった時の学びが大きいこと。こういった勉強こそが経営者自身を変える絶好の機会であると強調しました。加藤広報部長は、来期の広報部が「同友Aichi」と「あいどる」の両方の役割を担う予定であることに言及しました。特に情報媒体である「あいどる」の「行事活動のページ」に全地区の経験を集め、あらゆる情報を共有すること。そして、広報の専門性と情報の速報性を融合させ、語り継がれる例会づくりにつなげることを提案しました。