女性部会
2月17日
第36回総会
人間らしさの共育ち女性らしさを生かした
部会長をバトンタッチ
女性部会36回総会が、ゲスト・オブザーバーを含め39名の参加で開催され、総会議事に先立ち、今期で部会長を退任される坂田信子氏より挨拶がありました。1970年に経営を助ける妻の役割という最初の一歩を踏み出してから、36年の歴史を持つ女性部会。坂田氏は9代目の部会長としての3年間を『女性変革の年』と位置付けました。そして、女性部という学びの場を作った諸先輩方に改めて感謝の言葉を贈りました。
学び実践する女性部
第2部では「女性部会で何を学び何を実践しますか」というテーマでパネル報告があり、辻陽子氏をコーディネーターに、新旧部会長の坂田信子氏と生野房江氏、そして新役員の小出晶子氏の3名からお話をいただきました。坂田氏は、多店舗経営でがむしゃらだった自分が、同友会に出会って初めて経営の本質に気づき、自社の土壌改善に取り組んだといいます。生野氏は、女性部全国交流会に参加し、女性経営者が一生懸命仕事をして活躍している姿に目からうろこが落ち、女性部会に飛び込んだといいます。同友会・女性部で学び方を学び、自社の身の丈にあわせた落とし込みをすること。経営指針を、社員と共有できるようにこれからも学んでいきたいと結びました。小出氏は、女性部会で(男性とは違って)格好をつけない本当の、裸の体験発表を聞き、大変な思いをしながらも笑顔でいられるという事に憧れを持ったといいます。諸先輩方からのお誘いや笑顔から、自分が主体者にならないと会社の本筋も社員の事もわからないと語られました。
女性部だからこそできるもの
第3部の懇親会ではメンバーの舞踊や手品等をご披露頂き、最後は「中企業憲章の歌」を全員で踊りながら大合唱。新部会長の生野氏はいいます。女性部会の共通言語は『仕事と家事』。そういった役割を持っているもの同士が、本当に繊細な悩みや家庭のこと、仕事の事を相談し合えるのが愛知の女性部会。『女性ばっかりの会はね…』と言われてしまうのではなく、『女性部だからこそできるもの』を目指して、会外の女性経営者や経営者夫人に発信していきたいと締めくくりました。(事務局・浅井)
参加しやすい女性部へ
地域とともに歩む愛知同友会の中に女性部会が発足して36年が経ちます。経営者夫人がナンバー二として共育ちする中で、時代が変わり、女性経営者も多く入会し活動してまいりました。今や女性の社会進出、そして少子化と社会環境が変化する中、会社を見回すと経営者夫人だけではなく、女性管理者としてご令嬢、ご子息の奥様、ご姉妹、まだまだ現役のお母様、共に会社を担う管理者の中に女性の力が益々発揮され、又されようとしています。女性部会も旧態依然と従来のままでよいわけがない、と気づきました。そこでこの度女性部会則ではこれらの皆さんも迎え入れられるようにもしています。今年度の活動テーマを「出会い・語らい・学び合いを通じ、女性らしさを活かした人間らしさの共育ち」として、多くの皆様に声を掛け、語り、学びの同友会精神で、1人でも多くの皆様との出会いを求めています。地区会員の皆様のご理解を賜り、ぜひ一度女性部会例会へのご参加をお勧め下さい。ご連絡いただければ、例会案内をお送りいたしますので、事務局までご連絡下さい。ご入会を心よりお待ちしております。(年会費3000円)
女性部会部会長 生野房江