尾張支部総会
3月17日
今こそ中小企業が光を放つ
3月17日、尾張支部総会が、116名の会員と増岡錦也瀬戸市長を来賓に招き、瀬戸蔵で開催されました。今年度の総会では開会に先立ち、瀬戸市の名所を散策するオプションツアーや、三木得生氏(三恵メリヤス(株)・社長/大阪同友会)の記念講演が催されました。また、総会終了後のパーティーでは、各地区の活動風景が放映されるなど、学びと会員間の交流が深まる総会となりました。尾張支部は、片岡恵一氏(システムテクニカ(株))から、山田博比古氏((株)山彦)に支部長がバトンタッチされ、「2010ビジョン」の実践の年として、会員増強と中小企業憲章、地域活性化条例の学習運動を中心とした方針が発表されました。一方、「挑戦・あきらめない経営〜トライアンドエラーからの学び」と題した三木氏の記念講演では、繊維業界という厳しい中にあっても、オリジナルブランドを確立し、決してあきらめずに挑戦し、地域に外注先がいなくなる危機を乗り越え、地域経済の再生を図っていった三恵メリヤスの自立化戦略と地域と共に歩む経営実践が三木氏より語られました。「なぜ厳しい業界にあって、ここまで経営を維持発展できたかというと、『ただ同友会に在籍し続けたから』です。先輩や若い経営者に刺激をいただき、励まされながら学び、実践してきたからです」と三木氏は結び、参加者は同友会運動に対する確信を一層深めました。