名古屋支部IT研究会
デジタルマーケットの最新動向
ネット業界の最新動向
IT研究会五月例会は、オンラインショップマスターズクラブ(以降OSMC)会長、森本繁生氏をお招きし、最近のIT業界の動向について講演して頂き、出席者は79名とIT研究会開設以来の人数で開催されました。OSMC会員は現在560名で、2カ月ごとに森本氏からIT業界の最新情報から学んでいるといいます。最近のIT業界の動向として、若者のパソコン離れがあります。それは、携帯電話の進化がひとつの原因といえます。この動きとは逆に、50代以降のシニア層では、パソコンに熟達している人が増えてきています。ネットショップでは、実店舗での運営を同時にやるところが増えてきています。また、広告の手法も大きく変化し、口コミでのPR方法が台頭しています。今後のネットショップで生き残るためのキーワードは、(1)強い商品を持っていること、(2)オリジナルのコンテンツを持っていること、(3)自分のお客様を持っていることの3点です。
常に変化し続けるIT業界
最近では、テレビで検索をさせるためのCMがよく流れています。これは、自社サイトに顧客を誘導することはもちろん、CMを流す前にその商品の評価が検索結果に表示させる手法を取っています。今後注目することは、携帯電話がパソコン並みの機能を持ってきているということです。そして、商品PRに動画を有効活用するTVとパソコンの共有。その他、任天堂のゲーム「Wii」を使って家族でショッピングもできるようになっています。IT業界は常に変化しています。そのためにIT研究会での情報交換は有意義な場所といえます。
(株)日新 田島 淑雄