尾張支部増強講演会
6月18日
モノづくりは人づくりから〜同友会で学んだ『攻め』の経営
17名のゲストが参加
尾張支部は、毎年3回の増強講演会を開催しています。参加したゲストの半数以上が入会する実績もあり、尾張支部の年間の増強数のうち約半数が増強講演会に参加して入会を決めています。その実績を掲げた尾張支部が、3支部の先頭を切って増強講演会を開催しました。当日は、朝から雨模様の中、会外から17名のゲストを迎えて、総勢120名が参加。報告者は、尾張支部の高瀬喜照副支部長((株)高瀬金型・稲沢地区)でした。冒頭、就職活動中の学生向けに作製したDVDが映されました。「社員が選ぶ『高瀬金型のベストテン』」というDVDでは、労働環境の整った新しい工場や、若い人が活き活きと働く姿、人柄などが次々と紹介されていきました。金型業界は今、不況業種に指定されており、独立前に勤めていた会社も、今はもう無くなっている厳しい経営環境です。高瀬さん自身、実際にメインの仕事が中国へ出てしまう経験もしました。
モノづくりの楽しさを伝えたい
厳しい経営環境の下、「モノづくりの楽しさや大切さを若い世代に伝えたい」と、積極的に新卒を採用。同友会に入会してから、兄弟2人でやっていた会社も、8年間で50名の社員を抱える企業に成長させました。「モノをつくること」をどんなに大切にしているか、素朴な言葉で淡々と語る姿に、逆に迫力を感じました。懇親会では、会場内でゲストと名刺交換をする役員の姿が各所で見られ、参加したゲストからは、「経営指針を作りたい」「高瀬さんに勇気を頂いた」「ぜひ一緒に勉強したい」などの感想が発表されました。会場内の入会コーナーには、入会を申し込むゲストが次々と訪れ、当日会場で4名が入会しました。
フォーラムを3000名で迎えよう
今年度、愛知同友会は「フォーラム当日を3000名で迎えよう」と、増強に力を入れています。今後も、三河支部・東三河支部準備会・尾張支部の各ブロックなどの主催で、増強講演会を開催していきます。ぜひ、知り合いの経営者を誘ってご参加下さい。共に学ぶ仲間を1人でも多く増やしましょう。