女性部会
9月27日
一宮地区&女性部会合同例会
出会いは神様からの贈り物
西村佳津子氏(株)ロッコー大阪同友会女性部会長
逆境の時人に支えられる
西村氏は幼稚園の先生から結婚退職、離婚後、包装資材会社に営業事務として入社。その後、(株)ロッコーにパート事務員として入社します。持ち前の明るさと元気で営業所長に抜擢され、市場や取引先の売り場から次々と販売ノウハウを身に着けていきます。順調に業績を上げていった彼女ですが、ある日突然、ご両親を亡くされます。また、大手取引先の閉鎖などピンチ続きの逆境の中、周囲の人の優しさに支えられ、頑張りました。その頑張りが評価され取締役に就任します。しかし、役職という立場が先行し人間ができていなかったことに気付きます。そんななか、同友会に入会し、「社員はパートナー、大事にしなあかん」と言われ驚き、同友会の役を積極的にうけ多くの学びを得られています。
経営者は孤独ではない
それから、同友会経営指針成文化セミナーに参加して、間違ったお客様第1主義に気付きます。「子供を育てるように社員を育てる」経営に目覚めた西村氏は、社員の10年先、自分たちの姿が見える会社にできるよう社員と共に歩んでいます。経営者は決して孤独ではありません。心の底から相談できる仲間が同友会にはいます。母として経営者として生活者の視点にたった、女性としての感性を生かした経営報告は、女性経営者はもちろん男性経営者にも違った気付きがあったことと思います。
(有)ソフィア企画 石塚智子