名古屋経済部長会との懇談会(第3回)
10月31日
中小企業から見た県経済〜「建築基準法改定」の影響を紹介
今後の景気を占う
10月31日、各マスコミの経済部長などで構成される「名古屋経済部長会(名経会)」との懇談会が開催され、名経会から九名が、同友会からは、山本会長、新井代表理事など13名が参加しました。懇談会では、まず、新井代表理事が、経営者自身が学ぶ、自主自立の活動をしている同友会を紹介しました。今回のテーマは「今後の景気は〜中小企業から見た愛知県経済」でした。まずは、村上氏が愛知同友会の9月末景況調査結果に触れました。景気のスローダウン兆候が強まっている事、また、中堅企業が対象の日銀短観と、中小企業が対象の同友会景況調査の相関分析が、実態経済を見ていく鍵になるのではないかと提案しました。次には、「建築基準法改定」の影響と会の取り組みを説明しました。特に、554社の回答を集めた緊急アンケート結果が、今後の日本経済全体に与えるマイナス要因を示している事を強調しました。
中小企業憲章も紹介
意見交換ではフリー討論形式で行い、会勢が伸びる同友会への質問や、建築基準法改定、日銀短観を例に各業界の現場で何が起こっているか、情報交換を行いました。まとめで山本会長は、地域と共に歩み、持続可能な社会にするため中小企業憲章制定への取り組みもしていることを紹介して閉会しました。