就職懇談会(共同求人委員会)
10月2日
初めて中小企業の現場を訪問 〜企業見学28名、就職懇談会35名が参加
10数年間継続して
10月2日、大学・短大・専門学校の就職担当者を対象とした、企業見学会と就職懇談会が行われました。愛知同友会ではこれまで、十数年にわたって毎年就職懇談会を行い、情報交換を行ってきました。その中で、中小企業の現場が見たいとの要望から、懇談会の前に企業見学会も実施しました。企業訪問は初めての試みでしたが、28名が参加しました。当日はマイクロバス二台に分乗し、サービス業は(株)サンテック、製造業は(株)高瀬金型、そして流通業では、(株)山彦の三社を訪問しました。企業見学の後には、それぞれ経営者と若手社員からの話しもあり、現場の声に耳を傾ける姿が見られました。
「現場を見たのは今日が始めて」
第2部の就職懇談会には35名が参加。企業見学に参加しなかった学校関係者や企業側参加者にもわかるように、プロジェクターでの企業説明もありました。その後、見学者の先生方から企業ごとに感想報告をいただき、グループごとの交流に移りました。先生方の感想では、「これまでも中小企業へも目を向けるよう指導はしていたが、実は現場を見たのは今日が始めて。思っていた以上に素晴らしく、これからは自信を持って学生に指導できる」。また、「金型という言葉から3Kの職場を連想していたが、実際に現場に行ってみると明るく、若い女の子が生きいきと働いていたのには驚いた」、「経営者と社員の距離が近くコミュニケーションが取りやすいことを実感した」など、参加をしてよかったとの評価を多く頂きました。これらの事から、中小企業の良さを理解していただくという目的も達成することができたといえます。