どうゆうき

▼役員研修大学第8期が4月にスタートして、10月26日に修了式を迎えました。初めて研修大学の運営に携わらせて頂き、改めて数多くの学びができた事に感謝しています。これは同友会によくある「役得」といえます。私と研修大学との出会いは、第5期の講師の役を引き受けた時からで、自分自身も研修大学を、受講していなかったので同時に受講し、皆出席で修了したのを覚えています
▼第8期を締め括るにあたり、改めて当研修大学の目的を確認したいと思います。まずは、受講して「同友会の語り部」となること。もう1つは同友会理念に基づき、学んだ事を自社で実践し「実践の語り部」となることです。研修内容は、同友会創立からの歴史を学ぶことから始まります。このカリキュラムは、同友会理念を理解できる一番の近道だと思います。今期より「中同協30年史」を必読書とした理由もそこにあります
▼私自身も同友会を理解し、実践することについて随分遠回りをしました。よく、「同友会に入会したが、同友会ってなかなかわかりづらい会だ」との意見を耳にします。そのような問題を解決するお役に立ちたいとの思いも強くありました
▼今期の特徴としては、修了認定のハードルを高くした事があげられます。これは、経営者にとって甘えは「百害あって、一利なし」との思いからです。今後も、自社の発展と自らの人格形成のため、そして「地域と共に歩む同友会」の活性化のため、役員研修大学で理念を学び、自社で実践して、共に向上を図りたいと願っています。

共育委員長 加藤輝美