三河支部増強講演会
5月27日
経営者の成長が会社を変える!
鋤柄修氏(株)エステム会長・中同協会長
経営者として果たす役割
西尾市文化会館で、三河支部増強講演会「経営者の集い」が開催され、ゲスト7名を含む約60名が参加しました。西尾・幡豆地区の5月例会としても開催された今回の「集い」では、地元三河出身の鋤柄氏が報告し、自身の経営者としての実体験をもとに、経営者として果たすべき役割とは何かについて熱く語りました。鋤柄氏は友人の創業した水処理施設の会社に専務として経営に参画します。そして、環境汚染が注目される時流に乗り順調に業績を伸ばすものの、利益分配を巡って労働組合が結成されます。窮地に立たされた鋤柄氏は、志願して同友会に入会します。その後体当たりで同友会の役員をこなし、全国行事にも積極的に参加しました。
あるべき姿勢
その中で、経営者のあるべき姿勢や、果たすべき責任を身を持って学びます。そして、指針・採用・共育の三位一体経営を実践して会社を発展させてきました。鋤柄氏は、経営者の責任とは会社を維持発展させること、社員との信頼関係を結び、イキイキと働ける社風をつくることだと強調。そのためには、経営者自身が勉強し成長することが不可欠であり、まず第1歩として公私混同をやめるなど経営姿勢を正すことだと語りました。鋤柄氏は最後に、同友会で経営者同士、お互いの姿勢を正し合い、会社を変えようと呼びかけて締めくくりました。