名古屋IT研究会
4月24日
グーグルからつながれる新しい顧客
Google徹底活用講座
今期初のIT研究会は「Googleがつなぐ新しい顧客」というテーマで、古見幸生氏(グーグル(株)広告営業企画スペシャリスト)を講師としてお招きしました。講演の前半は、「Googleはお客様にいかに便利に利用していただくか」を主眼としてコンテンツ制作を行っているとお話頂きました。GoogleMapでは地図から自分の目的としたお店を検索することができ、またその地図への情報登録は個人でも無料でできるとの事です。中小企業でも大いに活用できる機能だと思います。また、本題のGoogle AdWordsでも検索サイトでの単純なクリック広告だけでなく、キーワードに連動するブログ内での広告掲載など、知らなかった広告も紹介して頂き勉強になる内容でした。さらに最近では動画サイト大手のYouTubeも運営しており、企業や自治体がYouTubeを活用した広告戦略や告知の場に利用しているなど、新たな広告戦略を知ることができました。
集客方法と成功例
最後に映像で看板屋の成功例を見せて頂きましたが、キーワードの選択を利用したネット販売戦略がとても印象に残る内容でした。その会社も以前は大きな売上でしたが、社長の病気を機に取引先が減り通常の営業だけでは到底補うことが出来ず、新規開拓をしても地域的な狭さもあり、問題解決が出来なかったとの事です。後継者である息子が入社後、インターネットの広告に着目したのですが「看板」で検索するとヒットしたホームページの数が膨大で、到底勝負にはならないとあきらめかかっていました。ところが、当時は主力商品では無かった「横断幕」で検索したところ、ホームページの数がとても少なく、ここでなら勝負できると決意しました。その結果、全国から反響があり、月商500万までの売り上げに成長する商材となったといいます。この様な成功例はIT研究会参加者も関心が高く、リアルに映像を見せて頂くことで自社への持ち帰りとしてはとても印象に残る事例だったと感じました。
(有)ASE 宇佐美侑哉