合同入社式(4月1日)
新入社員共育研修会(4月2〜3日)
未来の夢を託せる社会人へ
43社129名の新入社員が参加〜合同入社式
愛知同友会共同求人委員会では毎年、会員企業による合同入社式を開催しています。冒頭、同友会を代表して、山本栄男会長から、「中小企業は、厳しい経営環境の中で採用した皆さんに、未来への夢を託している」と、歓迎のあいさつがありました。新入社員代表からは「仕事に対して責任を持ち、工夫し、自分自身が成長していけるように努めていきます」と社会人宣言。先輩社員の代表からは「不安や問題を乗り越えるためのサポートが必要な時、私たちは皆さんのそばにいる」と激励しました。
何のために働くのか
記念講演は、(株)ケーアンドイー社長の加藤和紀氏(名古屋第1青同会員)が、「仕事とは何か〜あなたは何のために働き、そして生きるのか」と題して講演。難病を発症しながら会社経営に当たる自身の経験を基に、「あなたの目の前で起こることは、あなたの人間性を磨くために起こる“人生の砥石”である。病気は、私の人間性を磨く最高の砥石。私は身体の回復、あるいは病気の進行と共に、自らの人間性をどこまでも高めていきたい。人間性の向上には、限界がないのだから」と新入社員に語りかけました。その、負の経験をポジティブにとらえる加藤社長の姿に、多くの参加者が勇気を与えられました。
64名(29社)が参加〜新入社員共育研修
4月2・3日には、新入社員共育研修会が開催され、29社から64名の新入社員が参加しました。全6講座の内、経営理念を語る講座と先輩社員の体験報告から学ぶ講座には関心が寄せられました。経営理念を語る講座では、それぞれの入社動機や自社の経営理念を討論し、「他社の新入社員の姿勢に刺激を受けた」といった感想が出されました。また、3年前に研修を受けた2名の先輩社員の体験報告には「入社当初の不安をどう解消したのか」といった質問が投げかけられるなど、具体的な目標設定につながるヒントを掴むことができました。そして研修の最後には、新入社員のそれぞれが色紙に決意表明を書き、研修の学びや抱負に関わる事を確認し合いました。