産官学連携プロジェクト
中小企業の魅力を学生に
〜会員41名が6大学で授業を行う
着実に広がる産学連携の活動
ここ数年間、地元大学と愛知同友会との産学連携の取り組みが広がっています。大学の授業への講師依頼や講座への協力、後援の依頼は年々増え続け、今年4〜7月には6大学の6つの連続講座で、のべ41名の会員が授業を行っています。その他にも、名古屋文理大学では「インターンシップ事前授業」もこの6月に行われました。今年の後期には、名古屋市立大学経済学部「中小企業活性化論」や日本福祉大学経営学部「特別経営事例研究」などでも講師派遣を予定しています。また、今年で12年目となる「インターンシップ」では、地元の14大学に加え、名古屋市内の高校2校からも学生を受け入れる他、名古屋市を除く県内の全中学校が参加する「出会いと体験の道場」では、県の推進協議会に委員を派遣しています。
「中小企業っておもしろい」
各講義の中では、経営者自身が自らの人生を振り返り、社会人として生きていくことの責任と楽しさ、同友会の提唱する「経営指針づくり」や「労使見解」、「共育ち」などを自社でどのように実践しているかを率直に語り、学生の共感を得ています。学生の感想の中でも、「中小企業の社長は人間としても魅力があると感じた」(愛知学院大)「生きがいを持って仕事をすることは、本当に素晴らしいと感じた」(愛知東邦大)などの感想が寄せられています。活動部門(産学連携プロジェクト)では、これからも中小企業のありのままの姿を生き生きと伝え、さらに「講義で学んだ学生がインターンシップで深める」という流れをめざしています。