「中小企業憲章草案」を討議
(7月9-10中同協総会:東京)
〜「総会宣言」を受け、愛知同友会で憲章推進決議〜
1580名が集う
「熱き企業家精神で時代を切り拓こう〜世界を変える中小企業立国日本」をスローガンに、設立40周年記念の中同協第41回定時総会が7月9・10日、東京の椿山荘で開かれ、全国から1580名が参加しました。議事では、広浜幹事長が「同友会運動の理論と実践の積み重ねに確信を持ち、中小企業憲章制定と未来に希望の持てる企業づくり・社会づくり、そして五万名会員実現に向けて前進しましょう」と総会議案を提案。18の分科会に分かれ、実践事例に学びながら議案を深めました。2日目の議事では、議案を採択後、@「中小企業憲章」(以下憲章)制定運動の推進A強じんな体質の企業づくりのための学びあい活動の強化と企業における実践B50周年に向けて、同友会運動の創造的発展とすべての地域で対企業比率10%以上の組織を目指す『総会宣言』を大きな拍手で採択しました。
憲章と担当大臣を!理事会で推進決議
愛知同友会ではこの『総会宣言』、特に中小企業憲章を推進することを受け、翌週7月16日の第3回理事会で「『中小企業憲章』制定および『中小企業担当大臣』設置」に関する決議を行いました。この決議では愛知同友会が2002年9月創立40周年事業として行った「欧州中小企業政策視察団」で「EUヨーロッパ小企業憲章」を現地で学んだことが「中小企業憲章」制定の先駆けであること、また経営指針と外部環境を結合した憲章学習方法の提唱や現在まで学習会にのべ2500名の会員が参加していることが述べられています。愛知同友会では「憲章草案」の学習活動は言うまでもなく、会外諸組織へのPRを含めた制定運動に積極的に取り組むと共に、中小企業担当大臣の設置を求めるべく広く社会に働きかけていきます。