西尾張支部経営者の集い
6月29日
わが社の発展は同友会にあり
鋤柄修氏潟Gステム
不況こそ最大のチャンス
西尾張支部主催の「経営者の集い」が行われました。当日はあいにくの雨にも関わらず会員108名ゲスト29名の総勢百137名の参加で行われました。鋤柄氏の同友会に入会したきっかけは、社員が30人になったころ労働組合ができたことに遡ります。今まで感覚的な経営をしてきたので、労働組合に対して何も言えないことに危機感を感じたといいます。そして経営の事を学ぼうと思い、自ら同友会の門をたたきました。そして同友会で必死に経営の勉強をし、現在では社員400名の会社にまで発展しました。鋤柄氏は経営者の姿勢について「金と時間を公私混合してはいけない」と言及します。これは、社員が働いて得た給与と、経営者が外で使う交際費は全く意味が違います。また経営者は残業手当がつかないからといって、始業時間や就業時間を守らないのは間違っているといいます。鋤柄氏はこれを「中小企業の習慣病」と呼びました。
経営者の本当の仕事
経営者の本当の仕事とは、会社を発展させることです。会社が10年間発展しなければ、社員はこの状況が続くのかと将来に不安を感じて辞めていくのです。経営者は何年たとうが経営者ですが社員は役職が上がらなければ将来に不安を感じるのも当たり前のことです。経営者は常に先を見据え10年先の会社の未来を指し示し、社員の生活を守っていかなければなりません。経営の勉強は1人でやっていても知識にはなりますが、実践は難しいでしょう。仲間と学ぶことによって知恵を得て、生かす事ができます。また、経営者の生き様を学べるのも同友会の特徴であると締めくくりました。