尾張3支部合同特別金融学習会
6月1日
共に学び実践する
松波正晃氏(株)クリエイティブ・プロダクツ・ウェーブ
西尾張、東尾張、南尾張の3支部合同で、特別金融学習会が開催されました。報告者に金融アセス推進・金融問題研究委員長の松波氏をお招きし、緊急の呼びかけにも関わらず、62名の会員が参加しました。
長引く不況に備えること
まずは、銀行の融資とは、企業に対する支援であることが強調されました。その上で、貸借対照表、損益計算書などで財務状況を社長自身が常に把握し、銀行に説明できること。さらに、事業計画と合わせて、今後どれだけの資金が必要なのか、どのような戦略を持って資金を回していくのかなど、管理会計が決定的に重要であることが報告されました。また、管理会計を導入することは、経営判断の最適な材料となること、それが、銀行から高く評価されることにも意義があります。
各保証制度を活用してみる
現在、国の緊急対策として充実している、信用保証制度や、日本政策金融公庫の利用が有効です。
決算書と経営指針書を持って、公的金融機関の窓口に足を運んでみることも必要です。松波氏の問題提起を受けて、グループ討論も実施しました。