名古屋ブロック
河村名古屋市長との懇談会を開催
7月27日
名古屋市独自で「中小企業憲章考えよまい」
7月27日山本会長、佐藤名古屋ブロック長をはじめ、16名で名古屋市役所を訪問しました。懇談会には、名古屋市から河村市長のほか、名古屋市市民経済局産業部長の岸上氏、産業経済課長下山氏等が同席しました。冒頭、山本会長から、同友会の紹介と目指している中小企業憲章の制定、中小企業担当大臣の設置について説明がありました。次に佐藤ブロック長より以下の3つの提案が出されました。ひとつには、名古屋市に中小企業専門の担当部署を置くこと。ふたつには、地域委員会の構成メンバーに地元の中小企業家を加えること。最後に、市長との懇談会を定期的に開催することです。河村市長は要望は理解できると語り、まず中小企業専門担当部署については、市民経済局の岸上部長から、吹上にある名古屋市中小企業振興センターが総合センターとして対応しているなど説明がありました。
今後、定期的な懇談会を約束
河村市長は、国も市も地方には目が行き届きにくい傾向があることを指摘。役所の職員はそうではないが、議員の中に企業家出身の人間は少ないため、中小企業に対する関心は低くなってしまうこと。しかし、問題意識はあるという認識を示しました。地域委員会への中小企業家の参加については「是非参加して欲しい」と意見を述べました。近日中に地域委員会のモデルを作って実行するので、早急に文書で申し入れを行ってほしいと要望がありました。市長との定期的な懇談会開催については、実施していきたいと前向きな姿勢を示しました。また、中小企業憲章についても、草案をもとに全国初の中小企業憲章制定に向けて検討していきたいとの回答もいただきました。