共同求人委員会
長期的視点で採用を考えよう 〜秋の合同企業説明会(11月5日)

200名の学生が来場した秋の合同企業説明会

200名の学生が来場

共同求人委員会では、11月5日に秋のオプション合説を開催しました。今年の採用市場は、昨年来の不況の影響が大きく、世間では「買い手市場」などと言われていますが、中小企業の採用現場は依然として厳しく、「学生から内定辞退などがあった」などの理由で、今回の合説には9社が出展しました。

 

当日は、開場の30分も前から学生が受付に並び始めました。そして、11時の開場と同時に大勢の学生が詰めかけ、各ブースには長蛇の列ができていました。中には一度に10名以上の学生を相手に会社説明を行う企業もあり、企業の採用担当者は「用意した資料が足りない」「休憩も取れない」と、対応に追われていました。

年内に決める意気込み

閉会までの5時間で200名の学生が来場し、一時は来場者が会場に入りきれない場面もありました。また、1社当たりの面談人数も平均で45名と、これまでにない合説となりました。

企業側も「この合説が最後の採用チャンス」と位置づけて出展していますが、学生側も「この合説で内定を取る」という意気込みで来場しています。どちらも「ラストチャンス」という熱い思いが会場からは伝わってきました。

 

中小企業にとっては、新卒の採用は、即戦力の確保ではなく、将来の幹部候補生としての先行投資の側面があります。景況にかかわらず、計画に沿った採用を継続していかないと、経営計画にも関わってくる重要な要素です。

不況の今こそ、長期戦略として採用を考えると、人材確保のチャンスといえます。ぜひ、共同求人委員会にご参加ください。詳細は、同封のチラシをご覧ください。

 

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