環境をキーワードに経営を変革
「同友エコ」に取り組む (09年度は12月下旬締切)

地球環境部会で中間報告が行なわれる(11月16日)

企業を変革する

愛知同友会では、会員の皆さんへ『同友エコ』への参加を呼びかけています。

 

「CO2排出量削減と環境ビジネスなどの環境活動に取り組もう」と、7月の全国総会で全国の会員4万社への行動宣言が採択されました。脱温暖化への行動は、中小企業でも「待ったなし」です。

 

『同友エコ』の目的は3つあります。まず、温暖化防止へ中小企業家が自ら行動に立ち上がること。そして産業構造の大転換期をふまえた企業革新をすること。最後に中小企業家の社会的存在意義を高め中小企業憲章運動を力強くすすめることです。

 

現在、愛知県の温暖化防止戦略策定にも、経済界の代表として同友会役員が参画しています。小さな取り組みも多数が動くことで大きな力になるため、行政や社会から高い注目を集めています。現在の登録数はまだ70社ですが、愛知3000社の力と行動をぜひ社会にアピールしましょう。

社員と企業の価値観が変わる

この取り組みは誰でも簡単に始められます。具体的には、電気の記録から始められます。電気使用量は電力会社に聞けば昨年度分から教えてもらえます。実際に、月70万円の電力コストを削減した事例や、社会的評価を受けることで社員の意識や企業体質が変わったという声もあります。

 

また、「環境」をキーワードに社員が既存業務を見直すことで、新たなサービスや新商品、業態開発に取り組んで高付加価値化を実現し業績も向上しているという先行事例も出ています。

●「同友エコ」の目的

  1. 中小企業家の自主的行動
  2. 構造大転換期の企業革新
  3. 社会的存在意義の向上