2009全国広報情報化交流会(10月22〜23日)
情報創造は我々の手で
〜知恵と勇気の沸く広報活動とは

2009全国広報・情報化交流会が、北は北海道、南は沖縄から26同友会100名を迎え愛知県で行われました。対外広報や会員間の情報共有をテーマにした分科会から始まり、「報道機関から見た中小企業の役割」の講演、そして愛知の情報創造の仕組みを例に取ったパネル討論が行われました。以下に参加した編集委員の所感を紹介します。

基調講演を行う中日新聞の田内建一経済部長

会外組織との連携

地域と共に歩む同友会の広報活動は重要です。こんな時代だからこそ会外諸組織との連携も視野に入れ時代の要請に応えられる広報・情報化戦略は同友会活動を幅広く知ってもらうため重要であり、会員増強にもつながり、組織強化にもなります。

 

あいどる発信の「アンケート」にみられるように、即効性は大変な武器になります。その内容も現状の中小企業の意見や要望を吸い上げるだけでなく、アンケート項目を広く会外に求め、要求を聞き入れることを積極的に行うことは有意義であり、同友会の認知度を高める意味でも効果があり、可能性は広がります。

 

愛知の広報・情報・報道の活動を紹介

先を見る広報

情報氾濫の現在、先を見つめた戦略的な広報が必要とされます。広報の基本である良い情報を早く分かりやすく伝えることはもちろんですが、先を見る広報(想像力をふくらませ未来をイメージできる情報提供)が今後、不可欠となるでしょう。

 

伝えるのも受け取るのも人間です。その方法、手法はいろいろありますが、やはり、伝えようとする熱い思いが強くなければ伝わるものも伝わりません。

 

情報発信する媒体は、機関紙などの印刷物から、テレビ、ラジオなどの報道関連。ウェブ関係では、電子掲示板、SNS、ブログなど、いわゆる「ツール」はさまざまです。それを上手く選択し使い分けること、ツールに使われることなく、有意義に使いこなす人間力が問われると感じました。

 

古澤デザイン事務所 古澤 毅