中小企業が光を!



「竜ヶ岳山頂(山梨県)からのぞむダイヤモンド富士」 写真提供:柳町正樹氏 (株)リプラス (尾張西青同)

 

愛知県産業労働部との懇談会(11月26日)
現場の声を行政に届ける 〜資金繰り、仕事づくり、条例制定

9年目を迎える

2010年度、愛知県の中小企業に関する重点要望について、愛知県産業労働部との懇談会が開催されました。

愛知県側は産業労働部政策課や中小企業金融課などから10名が参加しました。

同友会側からは、会長の山本栄男氏を始め、政策要望委員長の小熊光男氏など政策関連の委員5名、事務局より内輪局長を始め3名が参加しました。

この要望は会員専用サイト「あいどる」を通じて実施されたアンケート(回答615社)をもとに作成され、以下の3つの重点要望にまとめられました。

 

【3つの重点要望】

  1. 倒産防止や資金繰り、事業再生などの相談窓口と施策(金融・雇用)の強化。
  2. 環境福祉社会創りを基軸に中小企業を元気にする緊急かつダイナミックな仕事づくり支援策を講じること。
  3. 中小企業を産業政策の柱に位置付けた中小企業地域活性化条例(仮称)を制定し、県政の姿勢を宣言すること。

豊かな愛知県を共にめざして

急激な経営環境の悪化を受け、愛知県も県内100カ所ある相談窓口で施策の告知を進めています。また、金融機関に中小企業の年末資金繰り需要に対する協力の要請を出しています。さらに小規模事業者向けへの支援策の情報発信などにもさらに力を入れていくとの報告がありました。

同友会側としては、より具体的な要望が必要であるというスタンスがあります。例えば中小企業はアイデアはあっても資金的制約がある点です。そのため、その部分の行政の支援が望ましいことなどです。

まとめとして、愛知県経済を発展させること。そして豊かに暮らせる愛知県をめざすという共通認識のもと、今後ともお互いに協力し合うことを確認しました。

 

>> 2010年度愛知県の中小企業政策に関する提案はこちら (PDFファイル)