三河支部 共育研究会 11月27日
生きがい働きがいと中小企業

他社との交流で成長
三河支部主催の共育研究会では、講座を受講する都度、一緒に参加する社員の表情や、態度、言動が変わっていくのが感じられ、参加して本当によかったと思っています。
一緒に参加した自社の社員は、他社の経営者、社員の方々とのグループ討論で「会社は自発的な社員を育てている」こと、「経営理念をしっかり確認し、社員間で共有しなければいけない」こと、「自分が思っている以上に経営者は、社員のことを考えてくれている」ことを、実感したようです。
では一体何が彼の心をここまで熱くしたのでしょうか。私は彼のこの熱を他の社員にも伝えたくて彼とコミュニケーションを重ねました。
そのなかで「利害関係のない他社の経営者や社員が語る想いだから、素直に聞けた」ということが分かりました。
特に「相手の話が素直に聞ける」というのが、この共育研究会のよいところだと強く感じました。
社長と社員が「成長の連鎖」
グループ討論から、経営者の社員への熱い想いに感動したこと。他社の社員が話す自社の待遇や社内環境について思うこと。仕事に関する意見や考えに触れ、自分自身の状況と比較する。すると明確に自身を整理できたといいます。
同時に、グループ討論で自分が引き出され、感動できたことが彼の熱の原因でした。
社員自らが「自身で気づき、自身が学ぶ」ということを体験させて頂きました。これは自発的だからこそ変わることができたと思います。そして、社員の変化と成長に経営者も学びます。この「成長の連鎖」を呼ぶ共育研究会で多くのことを学びました。
(有)パル・ネットワーク 味岡 勝則