西尾張支部 「経営者の集い」 11月27日
集い、学び、生き残れ

経営者としてどう戦うか

西尾張支部「経営者の集い」が名古屋ブロック長の佐藤祐一氏/羽根田商会社長を迎え、114名(内ゲスト17名)の参加で行われました。

羽根田商会も今回の不況で売上が大幅にダウンしたにも関わらず、正社員はおろか、パート社員すら1人も解雇をせず、毅然とこの状況に立ち向かっています。

同友会で学んだことをどう会社で実践し、成長したのか。また、先行き不透明の今の時代に、経営者としてどう闘うべきかを報告していただきました。

景気動向を見据えた対応

佐藤氏は、この不況で真っ先に行ったことは、資金の確保でした。マクロ経済を展望し、管理会計を用いて、早い段階で金融機関とコミュニケーションをとり、資金面での問題を解決されました。

次に行ったことは、コストの圧縮です。コストといっても、安易な解雇はせず、次の波を見据えた対応をされていました。他には、ぶれない考え方の確立、社内の結束強化、情報開示、商材の開拓、売る力をつけるということでした。どれも私が普段から当然のようにやっているつもりになっていたことでした。

この不況による危機にも「逆境でも踏ん張れば、成功に変えられる」という前向きな考えでした。次の景気動向を見据えての対応を伺い、同友会には、「今後の対策のヒントがいくらでもある」と再認識させられる会合となりました。

 

安藤不動産 安藤 寿