合同入社式(4月1日) 新入社員共育研修会(4月2〜3日)
社会人として新たな一歩を

55社120名の新入社員が参加した合同入社式

55社120名の新入社員が参加〜合同入社式

愛知同友会共同求人委員会では毎年、会員企業による合同入社式を開催しています。冒頭、同友会を代表して、山本栄男会長から、「今のままの日本で本当にいいのか。皆さんの若い力でこの日本を変えてほしい」と、歓迎のあいさつがありました。

新入社員一人ひとりを紹介した後、先輩社員を代表して、(株)キタガワ工芸の千葉遥氏は「壁にぶつかっても1人で悩まず、新人だから許される間に質問や相談をし、少しでも不安や疑問を解消していって下さい」と新入社員を激励。続いて新入社員を代表して、(株)ヤマセイの皆川純平氏が「現実から目を逸らすことなく一歩ずつ乗り越えて行こうと思います」と社会人宣言を読み上げました。

困難を乗り越えて

記念講演は、(株)クリエイティブプロダクツウェーブ社長の松波正晃氏(愛知同友会理事)が、「困難を乗り越えろ〜目の前の壁は絶望の壁ではなく、希望の壁だ」と題して講演しました。

難病を発症しながら会社経営にあたる経験をもとに、「プラス思考で短所を長所として考える、行動を1つずつ積み重ねることで質に変化させる、人脈を広げることで人間力を大きくする」と自身の考え方を紹介します。

そして「新入社員は何もできなくて当たり前、できるまで最低でも10年は勉強と思ってやってほしい。今できないからと言って、将来の可能性まで捨てないで」と新入社員に語りかけました。自身の経験にもとづいた力強い語り口に、多くの参加者が勇気を与えられました。

92名の同期生との出会い〜新入社員共育研修会

4月2・3日には、新入社員共育研修会が開催され、42社から92名の新入社員が参加しました。

全6講座のうち、自己キャリアと経営理念をリンクさせる講座では、2人組の会話から何のために働くのかを明確にし、自社の経営理念とのすり合わせをしました。

最終講座では、経営者が各グループに入り、活発な意見交流がされました。まとめでは、色紙に書いたそれぞれの決意表明を発表し、お互いの活躍を誓いあいました。

研修の感想では、「多くの仲間に出会えて良かった」「不安が解消された」などの感想が出されました。新入社員はお互いに次に半年を振返るフォローアップ研修会で92名全員の再会を約束し、閉会しました。