名古屋市信用保証協会と懇談(3月23日)

今年で5回目となった名古屋市信用保証協会との懇談

身近な金融機関として5回目となる懇談

名古屋ブロックでは今年で5回目となる名古屋市信用保証協会との懇談会を開催しました。

まず保証協会より保証制度の概要、利用状況について説明をいただきました。対象業種の拡充、取扱期間を延長した「景気対応緊急保証」、中小企業金融円滑化法を受け貸付の条件変更に対応する「条件変更対応保証」などの諸制度を紹介。緊急保証は毎日60件程の認定がなされている実績を報告いただきました。

また経営支援として、毎週火曜日に名古屋市中小企業振興センターに出向いての巡回相談、ワンストップサービスデイ等の取り組みをご紹介いただきました。

小額保証の実績もあり

続いて同友会より景況調査の結果を報告。建設業界の民需の停滞、小売、サービス業でのデフレの影響、トヨタ自動車のリコール問題の影響による先行き懸念など、会員企業の経営実態を報告しました。

後半は中小企業憲章制定の今後の動向、中小企業金融円滑化法を受けての金融情勢などを交流しました。

会員の実態として小規模事業では必要な借入額が少額であることから信用保証協会の制度が利用しづらいことを報告したところ、50万円以下の問い合わせもあり少額保証の実績もあることが紹介されました。

改めて会員に情報発信する必要性があると、その場で諸制度の学習会への協力をお願いしたところ快諾をいただき準備を進めることとなりました。