第49回定時総会(4月20日)
「知りあい、学びあい、励ましあい」経営危機を突破しよう!
−新たな価値を創造するチャンス−

新年度の重点方針を提案する新井代表理事

経営課題を明らかに

愛知同友会の第49回定時総会が4月20日開催され、約400名が参加しました。総会議事では、「経過報告」「決算報告」「会計監査報告」の承認と新年度役員の選出が行われ、会長に山本栄男氏、代表理事に新井敏男氏(いずれも再任)等47名の理事が選出されました。

新年度の重点方針として、不況を乗り切る企業づくりと今後の展望を切り拓く「経営危機突破会議」を立ち上げ、経営課題を明らかにする活動づくりなどが提案され、承認されました。

基調報告では、「激変の時代を乗り切る鍵は同友会理念の実践にあり」と題して副代表理事の加藤明彦氏が報告を行いました。

 


基調報告で「人は資産」と語る加藤副代表理事

『克ち進む経営』

加藤氏は、売上が7割減という状況の時、これからは、時代の変化に対応する経営戦略の構築が必要であり、経営危機からの脱却は同友会からの学びがベースにあったといいます。そして「人を生かす経営」の実践で経営者としての覚悟を決め、雇用を100パーセント守ることで社員の不安を解消し、経営指針の浸透で社員との一体感を図った事例を紹介しました。

今後は、自社の強み、弱みを分析し、方向性を見出す「克ち進む経営」を標榜していくこと。また経営目的は、「生きる・暮らしを守る・人間らしく生きる」ことにあり、即ち、関わる人々の人生における成長であると語りました。

懇親パーティでは、名誉会員の挨拶や紹介、広報・増強関係での表彰等が行われ、最後に尾崎総会実行委員長より謝辞が述べられ、盛大な拍手をもって閉会しました。

 


総会実行委員会より謝辞が述べられる
顧問、相談役、名誉会員の皆さん