中小企業の魅力を学生に

〜会員38名が5大学で授業を行い
学生の共鳴・共感を呼ぶ〜

会員による大学での講義の様子(愛知工業大学「総合講義」6月8日)

着実に広がる産学連携の活動

ここ数年間、地元大学と愛知同友会との産学連携の取り組みが広がっています。大学の授業への講師依頼や、講座への協力・後援の依頼は年々増え続け、今年4〜7月には4大学・1大学院の5つの連続講座で、延べ38名の会員が授業を行っています。

その他にも、2つの大学から延べ6社がゼミ生のヒアリングを受けたり、昨年度は大学の先生の講義を会員経営者が聴講する連続講座を実施したりもしました。今年の後期には、1大学の2学部で延べ6名の会員が講義を担当する予定になっています。

自らの体験を学生に語る中で

講義の中では、経営者自身が自らの人生を振り返り、社会人として生きていくことの責任や働くことの楽しさを語り、同友会の提唱する「経営指針づくり」や「労使見解」「共育ち」などを自社でどう実践しているかなどを率直に語り、学生の共感を得ています。

受講した学生からは「やればできるということを教えてもらい、とても感動した(愛知学院大)」「自分のためではなく、人のために働ける人間になりたい(愛知東邦大)」「行動に移すことが大切だと感じた(愛知工業大)」などの感想が寄せられています。

学んだことが体感できる

昨年度の取り組みでは、受講生が講師の企業へインターンシップに行くケースも生まれました。産学連携プロジェクト(企業体質強化部門)では、これからも中小企業のありのままの姿を生き生きと伝え、中小企業で働きたいと思う学生を1人でも増やしていきたいと考えています。

 

【大学での講座】

愛知学院大特別経営講座(14講座7名)、愛知東邦大地域ビジネス特講(12講座6名)、愛知淑徳大インターシップ概論(5講座5名)、愛知工業大総合講義(10講座9名)、名城大学院フロンティア産業研究(11講座11名)