愛知県信用保証協会との懇談会(5月28日)

〜身近な保証制度の活用

 

保証協会でも、個別相談の対応をしていることをPR

融資実績は前年比83%

今年で4回目となる愛知県信用保証協会と愛知同友会との懇談会が開催されました。

まずは保証協会より「信用保証制度の現状と融資状況」について説明がありました。

一昨年の景気対応緊急保証の影響も徐々に沈静化し、昨年度後半には返済条件変更の増加もあり、結果的に保証承諾額(融資実績)は前年度を下回りました(前年対比83%)。保証協会では今後も景気対応緊急保証を中心に、利用PRと個別相談対応を続けていくとのことでした。

続いて同友会より「中小企業を取り巻く金融情勢」として、「大手の回復基調のしわ寄せが来ており、変動費を抑えて黒字化を目指すも体質強化には至らない」「小規模零細や個人事業主では資金調達が個人借入れであるケースも多く、改正貸金業法の影響で倒産・廃業が増える恐れも」等、会員企業の実感を紹介しました。

相談窓口の活用を

保証協会からは「営業拠点は限られた地域にしかないので、商工会議所等と連携して全県的なPRに努めている。同友会でもどんどんPRして頂き、相談窓口を活用してほしい」との発言がありました。

同友会では「小規模企業資金」などの制度利用学習会を予定し、保証協会に講師派遣をお願いしています。会員が襟を正した経営ができるよう、外部からご指摘を頂く関係づくりを今後も重ねていきたいと思います。