名古屋第2支部例会(1月27日)
ガンバる「商店街」から学ぶ

小野 章雄氏 (大須商店街連盟会長)

飯田 幸恵氏 (円頓寺本町商店街振興組合理事)

田中 亨氏 (長者町商店街 錦二丁目まちづくり連絡協議会理事)

 

衰退からの巻き返し

今回は商店街による「まちおこし」の事例から、組織活性やリーダーシップについて、約170名が学び合いました。

 

大須商店街の小野氏は、「大須夏まつり」や「大須大道町人祭」「世界コスプレサミット」など若い人が中心となって盛り上げていると語り、商店街の活性化には若い人材の育成が必要だと強調しました。

円頓寺商店街の飯田氏は、まちづくり研究会発足による地区の歴史の掘り起こしや、イベント企画、フリーマガジンの発行で商店街の持ち直しを図ってきたと振り返りました。

長者町商店街の田中氏は、他の2つの商店街とは違い、業者間の取引が中心で、地域経済の衰退の影響を受けていることに言及。そして、NPO法人まちの縁側育くみ隊との協同による20年後を見据えたマスタープランについて報告しました。

 

どの事例でも、どん底での危機感から知恵が生まれ、組織やイベントなどの仕組みを作り、若い人材を配置して新しい事にチャレンジしています。何よりも、それを「楽しむ」ことが成功の秘訣であり、企業経営も同じ事が言えると感じました。

 

(株)メイブンK2 佐々辺 幸治