シニア部会(1月19日)
人生は波乗り!

永井 千代乃氏  (株)旭屋

 

ご子息も滋賀同友会で会員という永井氏(奥左)

 

一昨年、お孫さんで後継者の永井翔太氏(三河第1青同)にバトンタッチして同友会とは一線を引いたものの、「やっぱり何か物足りない」と昨年、再入会した永井氏。会歴は通算28年です。

 

「主人と私で一から始めた旭屋。創業から50年間、(精神的に)腰かけたことなんてなかったわねぇ。毎日が波乗り状態ですよ」と笑いながらおっしゃいます。

結婚を機に知立市で魚屋を始めたものの、新参者にはなかなかお客が付きません。まだ冷蔵庫もない時代、店先で残った魚は行商で毎日売り切ったそうです。

そして10年後、「これからはスーパーの時代だ」と気付き、知立団地に進出する名鉄スーパーと直接かけ合い最初の出店に成功。その後、名鉄系列で出店を重ねます。

また、数社と出資しあって作った組合の協同スーパーでの不正に気付くものの、周りに支援してもらえず、10年かけて裁判を進めたというエピソードも紹介されました。

 

どんな苦境の波でも、闘って闘って諦めずに乗りこなす強い姿に教えられました。