合同入社式(4月1日) 新入社員共育研修会(4月4・5日)
社会人の一歩を踏み出す

人に感謝できる社会人に ≪合同入社式≫

講演する岩田障害者問題委員長(合同入社式)

会員企業53社から152名の新入社員を迎えた合同入社式が、メルパルク名古屋で開催されました。

冒頭、愛知同友会の山本栄男会長は「家族、地域の皆さん、先輩社員など、多くの人に支えられて生きていることに感謝する気持ちを忘れない社会人になって欲しい」と挨拶しました。

続いて一人ひとりの名前を読み上げて新入社員を紹介。名前を呼ばれた新入社員は企業ごとに経営者と対面し、元気に「お願いします」と声をかけ合いました。

その後、先輩社員を代表して、曙工業(株)の磯貝篤志氏(入社2年目)が「自分なりに社会人としてのあり方を見つける1年目にして欲しい」と新入社員を激励。それに応える形で、清水食品(株)の山早登氏が「自社と社会の繁栄のため努力を惜しまず、夢を実現します」と、新入社員を代表して社会人宣言を読み上げました。

後半は、障害者問題委員会の岩田竹生委員長が「あなたが居てよかった〜人と人とのつながり」と題して、記念講演を行いました。死と隣り合わせの自衛隊の経験から「今日という日を精一杯生きること」の大切さや、ニュージーランドでのバックパック体験から「言葉は通じなくても気持ちは伝えることができる」ことなどを語りました。

社長と社員が共に育つ ≪新入社員共育研修会≫

社会人としての決意を色紙に記し、初心を胸に刻む新入社員の皆さん(新入社員共育研修会)

38社から111名の新入社員が参加して、1泊2日で開催された新入社員共育研修は、事前に参加企業の経営者を対象にした説明会で研修の狙いを説明した上で開催しています。

初日は、「中小企業の社会的位置付け」を確認し、社会人として働くことについてグループ討論を行いました。後半は、会員企業の先輩社員が「失敗を恐れずに挑戦して欲しい」と報告し、質問も交えながらお互いに学び合いました。

2日目は「何のために働くのか」を考え、自社の経営理念とのすり合わせをしました。まとめの講座では、会員経営者も交えたグループ討論を行い、社会人としての決意を一人ひとりが色紙に記入しました。

最後に、丹羽昭夫共育委員長より「感謝の心を忘れずに、自分のできることを精一杯務めてください」と激励の言葉が贈られました。