創立50周年(2012年7月9日)
記念事業の準備すすむ

会員200名突破を記念し御園座を貸し切り行われた同友会まつり(1968年・右上)
- 会員企業77社が参加し1000名の入場者で成功したビックリセール(1972年・右下)
- 戦争終結後のベトナムを経済団体として初めて視察訪問する(1976年・左上)
- 第20回定時総会では石井正雄氏を中同協議長へ送り出す(1982年・左下)
記念事業を展開
愛知中小企業家同友会は、1962年7月9日に34名で「名古屋中小企業家同友会」として創立。以来、会員中小企業家が知恵と情熱を結集しながら、激動し続ける経営環境に適応して幾多の困難を乗り越える運動を展開し、会員企業や地域と共に発展してきました。
その創立50周年を記念し、2012年度には年間を通じて、様々な記念事業を展開します。そのいくつかを紹介します。
2012年7月9日創立50周年記念日には「記念式典」を開催。まさに「創造」の運動史と言うべき愛知同友会の50年間を様々な形で振り返り、中小企業が日本経済再生・発展の源泉となる「中小“輝”業時代」に向けての新たな運動創造・時代創造の契機とします。また、50年間の歴史をまとめた「記念誌」を発行します。
自信と誇りを胸に
これから「日本経済の真の担い手は中小企業である」との自負を胸に自助努力の旗を高々と掲げ、経営環境改善に果敢に取り組み生き抜いてきた中小企業家の、50年の足跡を集大成します。会員が自信と誇りを持てる内容とし、今後の企業経営のヒントとなるものとしていきます。
来年11月15〜16日には「あいち経営フォーラム」と全国行事である「中同協・人を生かす経営全国交流会」を合同で開催します。そこでは、同友会らしい黒字企業になるための経営課題・戦略を学ぶとともに、「労使見解」を基礎にした三位一体経営や労使問題といった、人間尊重の経営という「同友会らしさ」の本質を深く追求します。
時代は新たな転換点を迎えていますが、愛知同友会はこれまでのいかなる時代転機においても、自らの手で道を切り開く、先駆的な活動を積み重ねてきました。その50年間を振り返り、蓄積された経験から学び、新たな発展の出発点としていきましょう。
50周年事業実行委員長 上根 崇