西尾張支部−社長の仕事をする会① (7月22日)
経営姿勢の確立とは

森 健次氏 (株)永和工業

 

自分の体験を紹介する森氏

経営理念とは何か

第1回「社長の仕事をする会」が40名の参加で開催されました。社長の仕事をする会は、“経営指針書の成文化とその実践・浸透”をテーマに全4回講座で行われます。

 

第1回講座はぶれない経営、責任を持つ経営、自主性が発揮できる企業風土を確立する経営理念、その元となる「経営姿勢の確立」をテーマに森氏に報告していただきました。

森氏は、メーカーから転換したことにより売り上げが半分になっても、人が辞めずに定着してきた事などを語りました。

また、経営理念は会社独自のものでよいこと、社員を採用する時に役立ち、自身の考えを内外に発信することができるものであることなど、これから経営理念を作成する方にも分かりやすい報告でした。

 

グループ討論では「経営者の責任」をテーマに、1人が発表し、グループ全員で気付いた事を質問しあいました。発表者は自分が話す事により新たな気づきを学べました。

経営理念という言葉はよく聞きますが、何のために必要なのか、経営者の姿勢の確立がいかに大切かを森氏の経営実践から学ぶことができました。また今例会を通じ、企業体質強化部門のメンバーも「自己の姿勢の確立」を痛感するものとなりました。

 

(有)片桐産業 片桐 宏之