東三河支部−合同例会(7月27日)
考え方で結果は変わる

木下 智子氏  マリンブルー
田中 勢子氏  田中せいこ社会保険労務士事務所

 

「東三河から景気を上昇させよう」と木下氏

価値観を変えた体験

東日本大震災は東北地方に大きな被害をもたらしましたが、4カ月が経過して徐々に復興の兆しを見せています。その先頭に立つのは地元の中小企業でした。

東三河支部では「地域を元気にするのは地元の中小企業経営者から」という主旨で、豊川・蒲郡地区と豊橋地区の合同例会を開催しました。報告者は女性会員2名。それは女性ならではの繊細な内容となりました。

木下氏は、専業主婦としての生活を送る中で、化粧品の販売員になることで他人から感謝される体験をしました。そこで自身の価値観が大きく変わったといいます。自宅兼事務所から店舗を出店したり、個人事業者から経営者へ進化していきます。そして販売店から独立支援へと成長を重ねています。

人の役に立つ喜び

田中氏は、経営していた会社を閉めるという苦しい体験をしますが、社会保険労務士の資格を取って事務所を開くことで再び社会の役に立てることに喜びを感じています。そして、同友会に入会したことで経営者としての自分を取り戻しました。

お2人とも、一時は内向きになった気持ちを前向きにプラスに変え、他人のお役に立てることを自身の喜びとしています。グループ討論では、自身の考え方を変えることで何が変わりどうなるかを討論しました。

普段なかなか考える機会のない大きなテーマを取り上げた例会でしたが、ゲストも3名入会があり、最初の支部例会は盛況で閉会しました。