豊明地区−10周年記念式典(9月16日)
先人の意志を継承 〜語り、挑み、光放て

同友会活動と自社の歩みについて語る山本前会長

謙虚に学ぶ姿勢で

豊明地区創立10周年記念式典が総勢100名で行われました。当日は地区会員、他地区の仲間をはじめ、豊明市長や豊明市議会議長、愛知県議会議員など行政の方々、そして豊明市商工会会長や豊明青年会議所理事長など他団体の方々にも参加して頂き、実りある式典になりました。

地区会長の石黒俊朗氏からは、謙虚に学ぶ姿勢を大切にし、他団体と共に地域を発展させる同友会の目的の紹介がありました。これにより、中小企業の存在意義や、同友会の活動の一端を知って頂くきっかけとなりました。

地域と共に

記念講演は愛知同友会前会長の山本榮男氏から「同友会活動と自社の歩み」と題してお話を頂きました。山本氏は「同友会がなぜできたか。それを継承するのが私達の使命」と、敗戦からの中小企業の歴史と自社の沿革にも触れながら、中小企業憲章の閣議決定までの経過を説明しました。

また、同友会の会員が地域のオピニオンリーダーになり文化や雇用を守ること、「炭素税」など環境と企業のかかわりや地域を創造していくこと。最後に地域活性化条例が制定されると、市町村の隅々まで経済が再生することを提言しました。この話を豊明市長が最前列でメモを取りながら耳を傾けていたのが印象的でした。

祝賀会では、地元の方々による太鼓や「トーチトワリング」と呼ばれるアトラクションが披露されました。10年の節目にあたり、地域の行政関係者や団体と交流を深め、地域活性化条例の制定へ感触が掴めた式典になりました。

 

宝建材興業(株)  左合 正典